today 日本語版 2019/1

社説

日本の読者の皆様へ

このような形で日本のお客様にご挨拶する機会が持てることを、いつも大変うれしく思っております。

プラッサー&トイラー社にとって、日本は非常に重要な輸出先であるだけでなく、イノベーション、先端技術、効率性の面で常に刺激を与えてくれる国です。中でも日本の鉄道は近年、革新的な新しい機械コンセプトを掲げるとともに、保線分野の発展に力を入れている点で注目されます。

人の手による保線の時代は、とっくの昔に終わっています。保線作業の機械化は着々と進み、次世代のメンテナンス方法が実現するのも時間の問題と思われます。それは、デジタルモデルを基盤とする自動化されたメンテナンスです。

当社ではデジタル技術を取り入れた製品の開発が進んでおり、保線作業の機械化による新たな意思決定の基盤を築いています。現代の保線機械とは、最新鋭の検測装置であり、またハイテク車でもあります。そうしたことからも、インフラや管理運営、建設会社、オペレーター、環境をめぐる要求水準が高まっていますが、私たちはそれと向き合っていかなければなりません。保線機械は、鉄道という交通システムを代弁するものと位置づけられているためです。寸分の狂いもない軌道状態の確保に向けた従来の諸機能は、新しい駆動装置や制御ユニット、ネットワーク化されたリアルタイム通信路などに組み込まれていきます。

特に日本では少子化による人手不足が深刻化し、今後の大きな課題となります。それだけに、保線作業のデジタル化と自動化への投資は、日本の鉄道にとってますます重要となります。この日本版『today』は、当社の新しいシステムを特集として取り上げています。ご紹介する新システムは、すでに上市されているものもあれば、まもなく発売されるものもあります。

ぜひ楽しんでお読みいただければ幸いです。

ヨハネス・マックス=トイラー

プラッサー&トイラー社 CEO