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大盛況だった「INNOVATION Week 2021」

2021年4月、プラッサー&トイラー社は初のオンライン展示会「INNOVATION Week(イノベーションウィーク)」を開催しました。振り返れば実に大勢の方にご参加いただき、満足のいくイベントだったといえます。デジタルの世界では高いプレゼンテーション技術が求められますが、私たちもどうにか時代の波に乗ることができたようです。展示会は、お客様にもパートナー企業各社にもご好評をいただきました。

 異例ずくめの時代には、特殊なソリューションが求められます。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、しばらくリアルイベントでお客様に直接お目にかかることができなかったため、当社ではバーチャルイベントを開こうということになりました。ところが、それは多大な労力を要するものでした。新しい形での展示会を計画するために、プラッサー&トイラー社だけで1000時間以上も費やされたのです。しかし、これほどの成功を収めたことによって、その努力は報われたと実感し、私たちの自信にもつながりました。

 INNOVATION Weekが開幕した2021年4月27日、動画57本、カタログ18冊、ファクトシート78枚、専門記事21本がオンラインで公開されました。展示ブースは当社が掲げるモットーに合わせ、機械‧保有車両‧インフラの各分野に分けました。非常に人気のあったバーチャル展示場には、3台の最新の機械を展示しました。未来志向のハイブリッド駆動システムを搭載した高速マルタイ「09-3X E³」、分岐自動タンピング支援システム「PlasserSmartTamping – The Assistant」を装備したユニバーサル型マルタイ「Unimat 08-4x4/4S」、そして都市部で迅速かつ簡単にレール削正を行うための新しいレール削正車「ATMO」です。機械の見学は遊び心いっぱいのツールを使って行われ、 運転室に入ってみたりすることもできました。

各国の専門家による基調講演

 2021年4月28日‧29日にはライブ配信が行われ、当社の専門家のほかに、EUの研究開発プロジェクト「Shift2Rail」の代表者らが関連テーマについて意見を述べました。ディスカッションでは、参加者も交えてライブで質疑応答が行われました。

約3900人が参加

 この新しいオンラインプラットフォームは、展示会が公式に開催された2021年4月27日~30日の時点で多大な関心が寄せられました。そのため、アクセスできる期間を6月末まで延長したほどです。

 INNOVATION Week 2021には、最終的に約3900名のお客様、パートナー企業、専門家、その他ご関心をお持ちの皆様などにご参加いただきました。講演の動画が視聴された時間は、合計約330時間でした。これに加え、展示ブースの映像が100時間にわたって視聴されました。特にUnimat 08/4Sシリーズとマルタイ09-3Xに関する動画が人気でした。

多くの反響

 オンラインで開催されたINNOVATION Weekは、大盛況のうちに終わりました。参加者数が非常に多かった上に、たくさんの皆様から個々にご感想をお寄せいただき、大変喜ばしいことでした。当社のグローバルマーケティング‧コミュニケーション担当班のヨハン‧ドゥムザー班長は、次のように語っています。「いろいろと苦労した甲斐がありました。今回のイベントは、当社のブランドと当社製品のビジョンをアピールするのにふさわしいものになったと思います。来年もたくさんのお客様をお迎えし、今度は直接お目にかかることを楽しみにしています」


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