JR西日本は、軸重制限が低い路線でも高い機能性を発揮する、新しい機械コンセプトを取り入れたマルタイ「09-16 Dynamic」を使用しています。日本向けマルタイに初めてスタビライザーユニットを搭載した機械です。
ポーランドではインフラ整備が進められています。2019年夏からこれまでに、プラッサー&トイラー社は新しく建設される高速鉄道路線の保守用に複数のマルタイを供給しました。同国では最新の機械といわれています。
当社の最新鋭の溶接ロボットは、2年前からヨーロッパの新設区間で安定した性能を発揮しています。
『軌道を知り、軌道に乗る』は、鉄道業界のあらゆる分野に携わる方々に向け、タンピング作業の計画・実施・検収について詳しく紹介するものです。
西日本の鉄道路線では、地震による脱線を防ぐために、逸脱防止ガード用の特殊マクラギが使用されています。マクラギは、プラッサー&トイラー社製の最新のマクラギ交換システム「SES 170」で効率的に敷設されています。
オーストリア最大級の鉄道建設プロジェクトの架線工事で、架線作業車「MTW 100」がその力量を発揮しています。
2021年10月中旬から12月中旬まで、オーストラリアのお客様向けに当社のタンピングシミュレーター「09-3D」を使った講習会が開かれました。新型コロナウイルス感染拡大により、ニューサウスウェールズ州ではロックダウンが続いていましたが、ワクチン接種率が80%に達したのを受けて解除されたばかりだったこともあり、申し込みが殺到しました。そのため、シミュレーターは講習の実施期間を通じてほぼフル回転の状態でした。お客様からは後日、たくさんの喜びの声をいただきました。
保線の分野では、経済性重視の観点から、全ての関連要素やパラメーターを考慮した総合的なアプローチが主流になりつつあります。その際に基盤となるのは、線路の個々の構成要素に関する高分解能データです。そしてそのデータ収集で大きな役割を果たすのが地中レーダーです。
2021年9月14日、ハンガリー国有鉄道保守整備会社(MÁV FKG Kft.)への最新の機械3台の引渡しが行われました。
プラッサー&トイラー社とシェル社のパートナーシップは、もう55年以上も続いています。私たちはお客様との間にもまた、長期にわたるサステナブルな関係を築いていきたいと考えています。お客様の機械の機能性や寿命を最適化し、運用コストを削減する、それが私たちの最優先課題です。
保線における経済性を高めるには、軌道形状の監視を効率よく行うことが基本です。チェコではあらゆる用途に対応できる2台の新しい検測車が活用されています。
プラッサー&トイラー社は、オーストリアとドイツの異業種企業、大学、ソフトウエアハウスと協働し、研究プロジェクト「EuProGigant」に取り組んでいます。このプロジェクトは、ヨーロッパのクラウドインフラストラクチャ「Gaia-X」を利用して大量のデータを効率的に生成し、安全に管理し、有用な分析を行うことを目的としています。これにより、どこにいてもデジタルネットワークでつながっている製造エコシステムが構築されていきます。
多くの技術が短期で頭打ちになる中、除砂車(SRM)の開発は本格的に動き出します。
2021年4月、プラッサー&トイラー社は初のオンライン展示会「INNOVATION Week(イノベーションウィーク)」を開催しました。振り返れば実に大勢の方にご参加いただき、満足のいくイベントだったといえます。デジタルの世界では高いプレゼンテーション技術が求められますが、私たちもどうにか時代の波に乗ることができたようです。展示会は、お客様にもパートナー企業各社にもご好評をいただきました。